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浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学 / magicien
今年14冊目。浜村渚シリーズの3冊目「浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学」を読んだ。今作も紙と鉛筆を用意して読んだ方が良さそうです。それと、タイトルにもあるとおり、コンパスも用意しておいた方が良いかも。
log10.『クレタ島・嘘つき迷宮』では、那田(なた)中学、凱政(がいせい)高校の入試問題が出題されているので、腕に自信がある方は挑戦してみては。おそらく、実在の中学、高校ではないと思いますが、似たような名前の中学、高校があったような...
数学は得意科目のはずでしたが、幾何は苦手だったので、log1000.『「プラトン立体城」殺人事件』には苦しめられました。
作者が読者に挑戦するような作風は相変わらず。一部の問題に至っては解答を提示せず、興味があるなら調べてごらん、と言わんばかり。もちろん、メインとなる問題については、答えにたどり着くための材料は全て提示した上で、最後に丁寧な解説付きで答えを示す、ミステリーとしても、パズルとしても、数学の入門書としても通用するような作品だと思います。
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この記事のURL: https://darkhorse2.0spec.jp/197/
2013/06/17(Mon) 02:18:17