珈琲店タレーランの事件簿 / magicien 

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 今年12冊目。岡崎琢磨さんの「珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」を読んだ。

本当は、浜村渚の計算ノートの2巻を探していたのですが、1巻と最新刊しか置いてない本屋ばかりだったので、仕方なく目についた本を買った、というのがきっかけです。
内容は、主人公が偶然立ち寄った珈琲店「タレーラン」で、バリスタをしている切間美星と出会い、様々な事件に巻き込まれる、という話。
店を切り盛りする女性が探偵役であり、その女性にも秘められた過去があり、...というのはビブリア古書堂と同じですが、珈琲店をテーマにしている割には、コーヒーにまつわる謎があまり出てこなかったような。続編を読むかどうか躊躇する物足りなさがありました。

2013/05/27(Mon) 02:05:14