宵山万華鏡 / magicien 

宵山万華鏡 (集英社文庫) 今年20冊目。森見登美彦さんの「宵山万華鏡」を読んだ。

これも森見さんファンの一人である友人に夏に読むなら、ということで薦められた本。 祇園祭の宵山を舞台にした短編集。6つの短編からなっており、それぞれ主人公は別々ですが、登場人物同士が出会ったり、すれちがったりして物語に絡んできます。
同一人物のようでいて、別の人物のような人たちが出て来たり、コメディだったりホラーだったりファンタジーだったり。万華鏡という名前がぴったりの作品だと思います。ナミヤ雑貨店の奇蹟でも同じようなことを書きましたが、同じ時間、同じ場所での出来事を複数の視点から描写することで、真実が明らかになっていくようなパターンは個人的に大好物です。ただし、今回は読めば読むほど深みにはまっていきそうです。

2013/09/02(Mon) 01:59:04