WebGLを動作させるためのブラウザをインストールする方法(Win編) / マルパチ 

久しぶりの投稿になってしまいました。マルパチです。

さてmagicienからWebGLの動作環境の導入法について書いてくれと頼まれました。
ところが私のマシンではChromium(Chromeの開発版)でWebGLが起動できず、WebKit(Safariの開発版)に至ってはそもそもアプリケーションが起動しません(爆)

しかしMinefield(FireFoxの開発版)は問題なくWebGLの起動に成功したので、とりあえずMinefieldのインストール方法についてのみ書くことにします。
ChromiumとWebKitについては導入に成功し次第、追記することにします。


Minefield(Firefoxの開発版)のインストール方法


下記URLからWin用のパッケージ(firefox-3.7a4pre.en-US.win32.installer.exe)をダウンロードします。 http://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/nightly/latest-trunk/

WebGLを動作させるためにMesa software OpenGLが必要になるので以下のURLからダウンロードします。
http://people.mozilla.com/~vladimir/webgl/webgl-mesa-751.zip
ダウンロードした「webgl-mesa-751.zip」を解凍すると中に「osmesa32.dll」が入っています。
Cドライブにtempフォルダを作成し、osmesa32.dllをフォルダの中にコピーしてください。

ここでようやくMinefieldを起動します。
Minefieldのアイコンをダブルクリックして起動してください
URL入力欄に「about:config」と入力します。
すると、警告画面が表示されるので、「I'll be careful, I promise!」というボタンをクリック。
設定一覧がダーッと表示されるので、Filterにwebglと入力して「webgl.enabled_for_all_sites」を探してください。
「webgl.enabled_for_all_sites」を選び、ダブルクリックします。
webgl.enabled_for_all_sitesのValueが「true」に変更されるはずです。
次に同じ設定一覧の中から「webgl.osmesalib」を選び、ダブルクリックします。
「enter string value」というウィンドウが出てくるので、「C:\temp\osmesa32.dll」と入力して先ほどのosmesa32.dllを指定してください。

設定は以上で完了です。
これで、MinefieldでWebGLが動作するようになります。


ていうかMacの方が簡単そうですね。普及率はWindowsの方が高いのに。
以下のサンプルURLへ行き、自転する地球が表示されれば導入成功です。
http://webos-goodies.googlecode.com/svn/trunk/blog/articles/getting_started_with_webgl/webgl_sample.html

2010/03/28(Sun) 11:00:31