浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って / magicien 

浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫) 今年16冊目。浜村渚シリーズの5冊目「浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って」を読んだ。

実は読んだのがひと月以上前なのですが…とりあえず記憶に残っていることを書き並べておきます。
今回のテーマは確率、展開図、級数、そして音楽。 音楽をテーマにした章は、節番号が440.00、493.883、...となっていて相変わらずの凝りようでした。 音律、リズム、コード進行等々、音楽の中に数学的要素が多いので、他の教科より話は作りやすそうと思いきや、作中の問題と音楽とはあまり関係なかったり。そして、最後は気になる展開で幕引き。
log1000章とlog10000章の間にπ章があるのは、以前某大学の入試問題でも話題になった、小学校で円周率を「3」として計算するか否かという話に対する皮肉でしょうか。

とにもかくにも、最新刊まで追い付いてしまいました。そろそろ後回しにしていた私的課題図書に取りかからねばと思いつつ、つい本屋を徘徊して他の本に手を出してしまいます。
2013/08/22(Thu) 22:30:00